「こうですか? わかりません!」とチクタクマンは言った
dic1005_tark.txt>>
*
:(6)……んー。\w7
性別の実感は、あるよ。\w9\n[half]
今の僕は男なんだって、なんとなく「実感」はしてる。
*
:(6)性転換する【バベル】は、あんまりたくさんはいない。\w9\n[half]
バベルに性別があるのなら、それは自分で選び、固定させたものだからね。\w9\n[half]
(0)今回のコレは……まあ、酔狂というか、やり方を変えてみたというか、(ユーザ名)次第というか……\w7
(1)……んー。うー。
*
:(0)この姿で僕が普通に生活してると、知り合いの見る目も変わってくる。\w9\n[half]
(6)当たり前だね。でも、僕がヴィイだってわからない科がいないのはどうしてだろう?
*
:(8)おもいっきり走るのには、この身体がいちばん向いているかな。\w9\n[half]
息が切れたって構わない。1分間を、自分自身の速度で測りたい。
*
:(0)生物は器であり中身である。\w7
(6)身体が男になっても女になっても変わらない、不変の「自分自身」なんてものは存在しない。\w9\n[half]
(3)……でも、「不変であると思ってほしい自分」はいるのかな。\w9\n[half]
強い強度で、そんな自分がいるのかな……
dic1008_touch.txt>>
*0headなでられ1
:(6)男は頭をなでられても喜んだりしない。\w9\n[half]
(8)うん。そりゃもう、ぜったい。
*0headなでられ1
:(24)……ぜったいに、喜んだりしないから。
*0flatなでられ1
:(1)……何が楽しいんだよ。
*0ripつつかれ1
>唇つつかれキス後 (キス経験フラグ)==1
:(4)……別に、指を突っ込んでも構わないよ。
*唇つつかれキス後
:(7)ああもう。\w7
(1)これは、僕は、違うんだ……(ユーザ名)の馬鹿。
dic1015_newbie.txt>>
*青年問答
$青年経験フラグ 1
:\w9\n[half]……で、「この」僕のこと、どう思う?\w9\n[half]
(26)こうして、こんな、男になったり……ほんとに、どうなんだ?
\*
_「ヴィイはヴィイだから」
_「女の子の方がよかったな」
_「頭をなでてもいい?」
_「このエッチ! 男の方がいいに決まってる!」
*「ヴィイはヴィイだから」
:(8)……ああ。それは、この世でいちばん陳腐な言葉だよ。\w9\n[half]
(24)僕が僕であるなんて、ほんとうに当たり前の事なのに。\w9
……なんで(ユーザ名)の、その言葉が聞けて安心してるんだろう?
*「女の子の方がよかったな」
:(8)……うん、後でね。\w9\n[half]
そのときは、触ってもいいから。\w7
でも今は駄目だよ、拗ねるから。
*「頭をなでてもいい?」
:(1)さわるな。\w9\n[half]
いや…………いや、駄目だよ。\w7
(3)そういうのは、もっと別の時に……いいけどさ、駄目なんだってば。
*「このエッチ! 男の方がいいに決まってる!」
:(8)おまえ実はバカだろう。\w9\n[half]
あと、エッチなのは(ユーザ名)のほう。\w7
僕はただ…………\w9\n[half]
(1)……ただ、こうしたかっただけだよ。
makoto0.lst>>
[SAKURA]
わたし,ぼく
私,僕
ね,だね
かしら,かな
よ。,だよ
わね。,ね。
でしょう,だろう
実装? いやたぶんむり。
上のは単語単位で既存のトークに置き換えをかけて口調を変えてるっていう意味だけど、実際にこれだけ実装したら置き換えが誤爆しまくってデタラメな口調になるし。
かといって正確にやろうとすると手間が果てしない事になる。こういうトークを書くだけならノリでできるんだが、性転換には手間暇がかかるものらしく。
3/15のうかべんについて補遺
先日のうかべんでは、スピーカーとしてゴーストに関わる創作論を喋らせていただきました。
お聞き苦しい点も多々あったかと思いますが、ご静聴いただいた皆さん、またネット上で資料に目を通していただいた皆さんに感謝します。
ただ、講演では喋り足りない部分も少々ありましたので、それについて文章でも補足などしてみようかと思います。
まずこの講演では、作品の最も面白い部分である「コア」を定義し、それを成り立たせるために計画を立ててゴーストを作ろう、というような事を喋っていました。
でも、誤解を受けた方もいるのではないかと思うのですが、実はコアは複数あっても構いません。
実際に、拙作であるヴィイのコアは一つに特定できません。
講演の原稿では「最も惹かれるものをコアとして抽出する」なんて書いちゃったけれど、大作を作る気なら複数あった方がいいくらいかもしれません。
ただコアが多いほど作品を完成させるための労力が増してくるのは確かです。
またコアがあまりにも多すぎるとさすがに作品が散漫になってくるので、だいたい3つくらいが限界としての目安になるでしょうか?
またこの講演で言うところの「重みづけ」の必要性について。
ここでは重みづけというのを、コアの描写のために必要な感情移入をうながす行程として書いています。
つまり、コアの面白さを伝えるにおいてキャラへの感情移入が必要ないなら、重みづけも必要ない訳です。
感情移入というものはとても強力な効果を持つので、いちがいに必要なさそうなら切り捨ててしまうべきとも言えません。
ただキャラへの感情移入を絶対視する必要もない、とは言えますね。
重みづけの過程を抜いてしまえば、この講演が応用できる範囲もより広がるかもしれません。
さらに細かいヒント的な事も、以下に少しだけ書いてみます(簡潔に書く都合上文体も変えています)
全てをひっくるめて、参考になれば幸いです。
- 説明すべき大事なことはなるべく2回、できれば3回書こう。読み飛ばし防止、それが大事なのだと印象づけられるなどさまざまな効果がある。
- 倒置法、重文、複文などをセリフ上で使うとちょっと芝居がかって見える。日常的な雰囲気を出したい場合は気をつけよう。
- 常識的には必要だが、コア描写には必要ない部分は案外切り捨ててもどうということはない。例:最近はやりのヤンデレキャラの理性とか倫理とか。
- ゴーストのユーザーには「パソコンを使っている間ずっとゴーストを立たせておく」タイプと、「ゴーストを立ち上げて色々と遊び、満足したら終了させる」タイプがいる。できれば両タイプのユーザに対応できるようなゴーストを作りたいところ。
- タイプというのも一見抽象的な話に見えるかもしれないが、タイプが違うとたとえば想定されるゴーストの起動時間が大幅に変わってくる。
青髪プリンセス:「次善策の姫」
(C) SEGA
フロワロ禍によって滅亡した亡国の姫。
そこは海洋貿易と漁業をメインに利鞘を稼ぐ「港の国」と呼ばれていたが、フロワロに埋め尽くされた海を前にその国の経済はあっさりと破綻した。
末期には王室自らがフロワロを精製した麻薬の売買に走り、各国からの非難を一身に受けた事で知られている。
だがその麻薬を精製し売買を提案したのがプリンセスその人である事は、ごく少数の者にしか知られていない。
実はプリンセスは少々変わり者だった。
そう言っていいならば気が触れていた。
詩的に言うならば、パンでは満たされない胃を抱えていた。
端的に言うならばカニバリスト(人肉嗜好者)だった。
プリンセス本人には自分が人肉を好む生物であるという自覚はなかった。
ただ幼少の頃より、大好きな葡萄のジュースも、母親がわざわざ手ずから作ってくれた白身魚のシチューも、どこか心を満たさないという寂しさだけを抱えていた。
贅沢三昧の身分を活かしてみても、心の底から満足できる食料には出会えない。
ならばと酒、さらに麻薬に手を出す。どちらも切れた後には頭痛とむなしさしか残らないけれど、心がとろける快感は享受できた。
プリンセスは余人の言に動じない強い意志を持っていた。
見方を変えて言うなら、余人の言に動じない強い意志しか持っていなかった。
何のためらいもなく酒に手を出したあたりでプリンセスに注がれる視線は冷たくなり、麻薬の段で汚物を見るような視線を注がれるようになったが、プリンセス本人はほとんど気にしない。
ただ自分の国も生活も石に変えてしまうフロワロの脅威は、さすがにプリンセスも理解できた。
必要なのは現実的な処方だ。それも竜たちとの戦いは皆が十分に考えていてくれるだろう、とプリンセスは思う。
必要なのは戦いに関わらない考えだ。竜に負けた時、国がフロワロに埋められた時のための、次善の策。
おろしたてのドレスも瞬く間に潮臭くしてしまう母なる海。自分が生まれる遙か前から存在した海が「壊れて」しまう事など、およそ考えにくい。
でもそれはあり得る事だし、そうなればこの国は「壊れる」。
ならば壊れた国に住む人のために、何かできる事を。
一度壊れた国は、もうそれ以上壊れないのだから。
フロワロ麻薬の専売で一時的な資金を稼ごう、という考えはそのまま王に伝わった。
なにしろ国は、現に竜に負けていたのだから。
国は専売により国庫を潤し、その全てを吐き出す勢いで自国から隣国への移住を支援した。
その国からの移民は麻薬の移民、密売者の集まりとそしられる――が、自国のフロワロ網から抜け出る事すら出来ずに死んだ者の数は、他の国に比べれば少なかったと言える。
それでもプリンセスは満足できなかった。
やはり麻薬も彼女の胃の腑は満たせない。
人間花を食っては生きられないし、「壊れた」国に住み続ける事も出来ない。
彼女は自分自身のその後の身の振り方を考えたかった。
だがその前に彼女の父親、つまり国王は親衛隊の一部と共に謎の失踪を遂げる。
移民計画の終了段階で失踪した王は、ただ「責任を取る」という書き置きだけを残していた。
……父上は、みずから竜を倒しに行ったのね。
しかしそれがプリンセスの直感だった。
それが一国の王として、最善の責任の取り方なのだろうか?
そんな疑問と父を慕う衝動を合わせて、プリンセスもまたお供を伴い竜の巣窟に向かう。
辿り着いたのは一匹の竜と相打ちになった、数体の人間の死体だった。
それも次善策だ。
魔法の乱打によってこんがりと焼けていた竜の肉体に、プリンセスはふらふらと吸い寄せられる。
削げた肉体のかけら、レアとミディアムの境界の部分に、気付いたら彼女はかぶりついていた。
そうして美味しい、と心から思う。
竜の肉は彼女の胃を満たし、竜の脂は彼女の心を満たす。
人間の肉でしか心を満たせないはずのプリンセスは、竜の肉を喰らう事で心を満たしたのだ。
腹が破裂するほどに竜を食った後、彼女は王と親衛隊の死体を城まで持ち帰り、丁重に弔った。
お供たちにも手伝わせる。その頃にはプリンセスのお供は彼女を動くフロワロか、喋る竜を見るような目で見ていたが。
……あたりまえね。父上の死体を差し置いて、ドレスを血染めに竜にかぶりついたのだから。
すべてが終わった後、彼女はひとりきりで泣いた。
自分が人肉を好む生物であると、父の死体を見た時、ようやく彼女は自覚していた。
それを踏まえた上での、これが彼女の次善策だった。
自分は気が触れている、とプリンセスは思う。
自分には人が嫌悪するものが何か分からない。
人が醜いと思うものが何か分からない。
ならばせめて自分には最善の策を編み出す知性があればいいのに、結果生み出したものは虐げられる国民と麻薬の中毒者の群れだ。
……母上と共に、このまま静かに暮らすべきだろうか?
彼女は考える。自分が母からどう思われているのかもう良く分からないが、このまま別の国に保護され、静かに暮らす事くらいはできるだろうか?
だがそれも無理だ、と本能が否定する。
他国が自分たちを受け入れるとは限らないし、母が自分を受け入れるとは限らないし、何より自分の胃の腑が、そんな生活を受け入れられない。
もっと醜いものがなければ生きていけないと、身体が悲鳴をあげている。
そうしてプリンセスは了解した。
自分はハントマンとなり、竜を打ち倒さなければ生きていけない。
自分には剣を振るう腕力もない。だから腕力のある者を探し、せいいっぱいかしづこう。
自分には炎を燃やす魔法がない。だから魔法のある者を探し、せいいっぱいかしづこう。
自分には傷を癒す優しさがない。だから優しさのある者を探し、せいいっぱいかしづこう。
自分には何もない。だからこの身体と、この魂だけは、一生懸命に使ってみよう。
自分はいつも守られていた。だから、これからも守られよう。
けれど今度は、自分に守られるだけの価値がある事を示したい。
以後ある地でプリンセスの噂がささやかれるようになる。
ドレスをまとい、王冠をかぶって旅をするハントマン。
まるで夜の海のような髪色と、凪いだ海のような瞳。
目も表情も醒めきっているのに、仲間には姫どころか召使いのように従順だという。
彼女の多弁さは、時に本質を突いた助言となる事もあるという。
そして時に醒めた目のまま、言い慣れない冗談を言う口調で彼女は言うのだ。
「全ての竜を食べましょう」と。
フィギュアにうまく触れるのにもコツがいる
ウェブカメラとセットでポチる前に言っておくッ!
おれは今電脳フィギュアをほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ (.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! |i i| }! }} //| |l、{ j} /,,ィ//| 『おれはメイドにはじめてスティックで触れたと i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらいつのまにか下着姿に剥いていた』 |リ u' } ,ノ _,!V,ハ | /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが /' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも自分が何をしたのかわからなかった ,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉 |/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった… // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 超早業だとかバグだとか / // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ } _/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…